断熱のある住まい

先張シートの施工

屋根断熱の場合、建て方の際に屋根垂木取り付け前に先張りシートを張り付けます。 母屋の部分で、防湿気密層の連続性を保つための方法です。

屋根通気層の確保

屋根垂木施工後、通気シートを張り通気層を設けます。
通気層を設けることにより、空気を滞留させることなく、壁内結露を防ぎます。

開口部廻りのパッキン材取り付け

サッシを取り付ける前に、開口部とサッシとの間に隙間ができないように、パッキン材を取り付けます。
開口部周囲からの空気漏れを防ぐための有効な手段です。

床断熱工事状況(床断熱の場合)

大引の間にボード状断熱材を隙間無く施工します。
その上に気密シートを張ることでQ値(熱損失係数)やC値(隙間相当面積)を下げます。(数値が低いと住宅性能が良い)。
また、根太レス工法(根太を使用しない)にすることで、床合板による気流止めができて、断熱性がアップします。

付加断熱工事

外側にも付加断熱をすることによって、充填断熱+付加断熱の2重断熱工法により断熱性能をアップします。
ランニングコストを抑えた住宅となります。

壁断熱工事

高性能グラスウールを隙間無く壁内に充填します。床に見えるのが壁の先張りシートです。
建て方のときに、1階と2階の中間部分に先行して行います。
屋根の先張りシート工法と同じく、壁の防湿気密層の連続性を保ち、より気密性能の高い住宅となります。

スイッチ廻りの気密化

設備ボックス廻りも、しっかりと気密化します。

屋根の断熱工事

屋根断熱材は高性能グラスウール300mmを使用します。
冬の冷気や夏の高温から建物をしっかりと断熱します。

壁の防湿気密シート張り

開口部廻りまでしっかりとシート張りします。
先張りシートと連続させることで、気密性を向上させ、壁内への水蒸気の侵入を防ぎます。

屋根の防湿気密シート張り

壁と同様、母屋上の先張りシートと連続性を確保します。
取り付けのため、ステープル部分も気密性向上のため、気密テープによりしっかりとテーピングします。

外壁通気層の確保

付加断熱工事の終了後に、外壁通気層確保のための工事を行います。
開口部廻りも空気の滞留のないよう通気材に隙間を空けて施工します。
空気は土台部分から、外壁通気層を通り、屋根通気層に抜けて、棟で換気する構造となります。
また、壁内部の木材からの水蒸気も蒸発して通気層から排出されます。このことにより、壁内結露の発生を防ぎ、木材の腐朽防止にも役立つことになります。

気密測定状況

気密性能が確保できているかを断熱工事終了後、内装工事前に測定します。
完了後の測定では、後戻りできない場合もあるためです。
なお、当社は(財)建築環境・省エネルギー機構に登録された気密測定技術者従事事業所です。

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